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2005年03月18日
ついでに
傍で見ている分には中々にドラスティックで、世間様では俄かM&A(半可)通が急増しているに違いない、ライ○ドアのフ○買収攻勢ですが、これは此処数年来進められてきた、いわゆる構造改革の当然の帰結であると見るのが妥当なんであって、何もあの社長のパーソナリティであるとか、IT技術の進展であるとかいうものに由来する特別な事では決して無い。
市場原理の導入を謳い、株式の持合をやめ、株式市場からの直接投資を促し、米国流の株主を重視した企業統治を求めておきながら、企業買収は困ります。させません。というのはどうしたって無理がある。
これから、どの企業にも起こり得る話として捉えておくべきものだし、先例としては実に出来過ぎている程に示唆に富んでいる。これから遅まきながらも企業防衛策を練る(はずの)多くの企業にとっては又と無い教材で、彼らには幾ら感謝しても感謝し足りないと思う。
投稿者 satuki : 2005年03月18日 03:47