2006年05月26日

最近人気だという福田さんという方は、先に官房長官をなされていた時に、
その職責にもかかわらず、自分だけが知っていれば良い。何か聞かれても、説明するより煙に巻く事を良しとする、いわゆる「よらしむべし、知らしむべからず」という姿勢があまりにも目に余りましたので、
そういう方が総理になられるというのは、どうか勘弁して頂きたい。
と思っています。

投稿者 satuki : 01:43 | コメント (0)

2006年05月02日

小泉政権の評価

最近小泉総理のこれまでについて、批判的に評価するのが流行っているようですが、
私としては次の二点が、数限りない他の欠点を補って余りあるものだったと評価しています。

一点目、自民党における総裁の、内閣における総理大臣の優越性を確立した事。
二点目、象徴的な部分(靖国等)で中国韓国に非妥協的な態度を貫いた事。

投稿者 satuki : 00:08 | コメント (0)

2005年08月10日

いいわけとか

自民党で、郵政法案に反対だとごねていた方々は、「小泉総理が言い切るからには」否決、即解散が確実な以上、なんだかんだ言った所で最終的には解散回避(つまり参院でも可決)に動くと思っていたんですがねえ。

法案の中身も、総理があれだけ修正はしないと言っていた割には、(この修正はしないという言葉こそ口先だけだった)妥協に妥協を重ねた結果(文言は兎も角として)ほぼ自民党案そのままなんですし。これは結局党内の権力闘争なんだから、分裂して下野する危険は冒さない。極小差で可決にしておけば、総理の面子も立つし、反小泉派にしてみれば存在を誇示して、今後の総理に対する圧力も大いに掛け易くなるし、郵政民営化のやり方が、これですべて決まる訳でもないので、後で修正なり運用の仕方でどうにでもできるし、双方で名と実を分けあえる・・・との読みは大外れという事で。

反対派の人達は、郵政法案を否決に追い込んでも、総理は口先だけで、解散なんて出来ない、処分で選挙非公認なんてしやしない、と本気で思ってたのかしら。だとしたら読みが甘すぎる。小泉純一郎という人間を見ていなさすぎる。他の事ならさておき、郵政の民営化は彼の悲願中の悲願ですよ。これをやる為に総理になったといって差し支えないんです。それを、小泉憎しとの感情に凝り固まって潰すということの重みを、どう考えていたのか理解に苦しむ。

それにしても、「郵政の民営化は必要だがこの法案には欠陥が有るので反対します」とか言って反対しておきながら、対案を出す訳でもなく、自民の内部抗争を黙って、しめしめと思って見ているだけの政党の、どこが責任政党なのかと思う。

それと、なんか妙な期待をしてる人がいるらしいのですが、今回の選挙で自民党の反小泉派の方々が新党を立ち上げたとしても、それをきっかけに、ねじれの解消された分かりやすい政界に再編なんて事には絶対なりませんよ。自民党だけが分裂しても、それ以上にごちゃまぜの民主党が分裂しないと意味が無いし、せっかく政権が取れるかもしれないのにわざわざ分裂するほど民主党もおめでたくないですから。仮に民主党政権が誕生したその後は分かりませんけど。路線対立で分裂とかは大いにありそうですが。

投稿者 satuki : 00:45 | コメント (0)

2005年03月18日

ついでに

傍で見ている分には中々にドラスティックで、世間様では俄かM&A(半可)通が急増しているに違いない、ライ○ドアのフ○買収攻勢ですが、これは此処数年来進められてきた、いわゆる構造改革の当然の帰結であると見るのが妥当なんであって、何もあの社長のパーソナリティであるとか、IT技術の進展であるとかいうものに由来する特別な事では決して無い。

市場原理の導入を謳い、株式の持合をやめ、株式市場からの直接投資を促し、米国流の株主を重視した企業統治を求めておきながら、企業買収は困ります。させません。というのはどうしたって無理がある。

これから、どの企業にも起こり得る話として捉えておくべきものだし、先例としては実に出来過ぎている程に示唆に富んでいる。これから遅まきながらも企業防衛策を練る(はずの)多くの企業にとっては又と無い教材で、彼らには幾ら感謝しても感謝し足りないと思う。

投稿者 satuki : 03:47 | コメント (0)

竹島についてコメントを求められたので

古今東西を問わず、領土問題の抜本的解決というものは残念ながら戦争によるしかない。つまり不満があるなら武力を以って奪い返しなさい。今それが出来なければ10年、100年かかってでも準備を重ね奪い返す努力を続けなさい。領土というものは一歩引けば全てを失う可能性があると心しなさい。

というのが基本的な答えなのですが、それではあまりにあまりではないか、仲良く話し合って、互いに譲る所は譲って解決を図るべきだ。などという諸国民の公正と正義なんて御題目を純真に信じていらっしゃる方には、頑張って国際司法裁判所でも国連安保理でも持っていって下さい。ただし、そこで仮に何がしかの結論が出たにせよ、それを現実の物とするには、相手が軍事的な実力行使に出てきている以上、それを引かせるだけの「実力」はどうしても必要になりますよ。とだけ申し上げておきます。

出る所出るにしても(それも難しいですが)実効支配されて50年余というのはちと苦しい。敗戦と朝鮮戦争のドサクサ紛れに獲られてしまったものは、次のドサクサに紛れて取り返す他はないんでしょうね。多分。

投稿者 satuki : 03:07 | コメント (0)